No.1/2004.10発行

開院3周年を迎えて 院長/羽田 均
 みなさまこんにちは。このたび当クリニックでは「はねだ内科クリニックNews」を発行しますので、ごあいさつさせて頂きます。私は昭和59年北海道大学を卒業し、北大第一内科に入局しました。平成4年から市立札幌病院呼吸器科に勤務し、平成13年10月、はねだ内科クリニックを開院しました。

 開院後はやいものでもう3年たちました。この3年間を振り返ってみますと、患者さんの数も徐々に増えてきまして、職員を増員したり、新しい診療機器の導入など診療体制の整備を進めてまいりました。

 毎日様々な病気の患者さんが来院されます。その中でも生活習慣病といわれる糖尿病、高血圧、高脂血症など、昔成人病といわれた病気は人口の高齢化に伴って増加しています。これらの病気は動脈硬化をひきおこし、心疾患や脳卒中の原因となる点で共通しています。これに十分対応できるように、医師だけでなく、看護師、管理栄養士が分担して、生活習慣指導を効率よくしていけるよう努力しています。

このようなふだん診察室で患者さんに話している、病気の治療についての内容を「はねだ内科の健康講座 第1集」としてまとめました。待ち合い室においてありますので、どうぞ御自由にお持ち下さい。またホームページでも紹介していますのでどうぞ御覧下さい。

これからもクリニックの紹介や、病気の説明などわかりやすくとりあげていく予定です。ご不明な点やご質問、ご意見はFAX:666-2055もしくはホームページからメールでお気軽にお寄せ下さい。
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インフルエンザワクチンの接種について 婦長/安田幸恵
 10月からインフルエンザワクチンの接種がはじまります。札幌市に住む65才以上の方はこちらにある書類を書いていただくと千円で接種することができます。

 また65才以上の方で「介護保険納入通知書」を持参して頂き、一定の条件にあてはまる方は、無料となる場合もありますのでインフルエンザワクチン接種時には「介護保険納入通知書」をお持ちいただく事をお勧め致します。

 一般の方は1回3千円となりますが、受験生の方は念のため接種した方がよいでしょう。ワクチンを接種しても免疫力がつくまでに約2週間かかりますので、まわりにインフルエンザが流行しはじめてから、あわててワクチンを接種しても、既にうつってしまっている事があります。流行する前に接種して下さいね。
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サプリメント(栄養補助食品と)とは 栄養管理士/中津千恵子
 サプリメントは薬ではありません。サプリメントは英語で「補う」と言う意味。食事で不足しがちなビタミンやミネラルなど、特定の栄養素を主成分とした栄養補助食品のことです。

 サプリメントは「薬」ではなく「食品」ですから、決められた用法や用量はありません。しかし、なかにはとりすぎると過剰症が起こるものや、病気の治療薬といっしょにとると副作用をおこすもの、多量にとっても必要以外は排泄されるだけのものなどがあります。

 栄養素のはたらきや必要量を知り、食生活を見直して自分に合ったサプリメントを上手に利用したいものです。
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「羽田家の夏休み−層雲峡旭岳」 看護師/羽田理子
 今年の夏は暑かった。お盆になったら涼しい山に行けると期待に胸膨らませていたが、あいにくの雨模様。小雨の降る中、層雲峡に向かう。

 開業当時、幼稚園と3才だった子供達も小3と保育園の年長に成長し、だいぶ男の子らしくなり、活発になってきた。休みといえども、その子供達をくたくたに疲れさせる迄遊ばなくてはならず、考えた末この夏休みはキャンプと旭岳散策と決定。

 雨の中層雲峡にようやく到着。静かな山の中に佇むバンガローには、ひとつひとつに山の名前がついていて、ログハウス風でとても気に入った。夫(院長)は、大学時代「山の会」で活躍していたようだが、計画から予約まで私に任せきりで、唯一の活躍はキャンプでの食事の支度。この日の夕食は、焼き肉。何より肉好きの子供達は、大喜びだ。併設しているかんぽの宿の温泉に入り、雨のため花火も出来ず早めに就寝。

 翌日は晴れて層雲峡の滝を見て、旭岳に向かう。旭岳のロープウエイ乗り場近くの、おしゃれなリゾートホテルで2泊。部屋はメゾネットで、4つのベッドが配置されていて、ゆっくりくつろげる。都会のマンション暮らしをしていると、間近で自然に接する機会は少ない。またいつも周囲に迷惑をかけないよう(うるさすぎるので)気を使っているので、心も体もリラックスできる場所に本当にほっとする。

 翌日はいよいよ今回のメインイベント、旭岳の姿見の池周辺散策である。およそ1時間の遊歩道を、景色や高山植物をみながらの散策。リンドウ・コガネギクなどが咲き、山々の眺望が素晴らしく堪能できた。

 運動した後は、お腹が空く。ホテルの夕飯のメインディッシュは、ステーキとキングサーモンのムニエルです。長男は、好きなものを後に残しておくタイプらしい。お腹がいっぱいになり残しておいたステーキを食べられなかった(笑)。ちなみに私は、残しておくと誰かに食べられそうになるので、すぐ食べるようにしている。温泉にもゆっくり入り充実した最後の夜だった。

 最終日は、旭山動物園に寄り、砂川の「子供の国」で日が暮れるまで遊び帰路に就く。

 こうして夏休みは終了したが、うちの家族は休みというと早く起きる。旅行中も、とんでもなく早く起きて私を起こす。私が寝不足で休みを終えたことを誰も知らないはずだ。なんて勝手なやつらだろう!
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